「寝ていると急に心臓がバクバクして目が覚める…」
「横になるとズキッと脈が乱れる気がする…」
こんな夜間の動悸(よるのどうき)は、多くの人が経験します。
でも、それが悪い病気のサインなのか、普通の現象なのか、判断が難しいこともありますよね。
今回の記事では、「夜に動悸を感じるしくみ」「よくある原因」「受診すべきサイン」まで、わかりやすく整理します。
🌙 夜の動悸はよくある「感じやすい時間帯」
夜や横になった時は、日中のように気を紛らわせる動きがなく、静かに心臓の拍動を感じやすくなります。
だから「脈が飛んだ」「ドキッとした」という感覚が起きても、それ自体が病気というわけではありません。実は、夜に動悸を感じるのはとても一般的な現象です。
💡 代表的な夜間の動悸の原因
🔹 ① 日常の影響(ほとんど harmless)
夜寝る前や夜中の動悸がよく起きる主な原因には、以下のようなものがあります:
- カフェインやアルコールの影響(寝る前の摂取)
- ストレスや不安、緊張感(自律神経の乱れ)
- 横になることで脈拍を感じやすくなる体勢(左側を向くなど)
- 睡眠不足や疲労蓄積による交感神経の過活動
これらは命に関わるものではなく、生活習慣や環境が整えば改善しやすいケースです。
🔹 ② 一時的な心臓のリズムの乱れ
夜に感じる動悸は、心臓の電気信号が一瞬乱れて起きることがあります。
医学的には 期外収縮(きがいしゅうしゅく) などと呼ばれ、心臓の早い拍動が一瞬混じることです。
これは健康な人でも頻繁に起き、ほとんどの場合は重大な病気とは関係ありません。
⚠️ ただし注意したいケース
夜間の動悸が、病気や治療が必要なリスクのサインである場合もあります。次のような場合は、専門医に相談しましょう。
❗ 1) 頻繁に起きる・長く続く
夜だけでなく、日常的に動悸を感じる頻度が高い場合は、不整脈など心臓のリズム異常が疑われます。
❗ 2) 他の症状を伴う
次の症状が同時にある場合は、より重い原因が潜んでいる可能性があります:
- 胸の痛み、胸の圧迫感(狭心症のサイン)
- 強い息苦しさ・呼吸困難
- めまい・失神・急激な血圧低下
これらは、心臓や循環器の問題の可能性があるサインです。
❗ 3) 睡眠時無呼吸症候群(SAS)が疑われる
いびき、日中の強い眠気、家族に「呼吸が止まっている」と言われた経験がある人は、睡眠時無呼吸症候群が動悸に関係していることもあります。
これは不整脈のリスクも高めるため、検査や診察が必要です。
🧪 どうやって評価する?
夜の動悸が気になる場合、医療機関で次のような評価が行われることがあります:
- 心電図(ECG):心臓の電気信号を読み取る基本検査
- ホルター心電図:24時間〜数日の長時間記録で日常の心拍の変化をチェック
- 睡眠検査(必要時):睡眠時無呼吸症候群の評価
これらにより、「一時的な生理現象」なのか、「治療を要する異常」なのかを見極めます。
🧠 夜間の動悸、こう考えよう
✔ それほど心配ない原因
– ストレスや疲労
– カフェイン・アルコール
– 横になると感じやすい心拍
✔ 注意が必要な場合
– 頻繁・長時間の動悸
– 息苦しさ、胸痛、めまい
– 睡眠時無呼吸の傾向
🛌 安心して眠るためにできること
✔ 寝る前のカフェイン・アルコールを控える
✔ 深呼吸・リラックス時間をつくる
✔ 良い睡眠環境を整える
✔ 日中のストレス管理を意識する
これらは夜間の不快な心拍感覚を軽くする助けになります。

コメント